髄膜炎③

高度救命救急センターでは大勢の看護師さんと先生がいた。
すぐさま、詳しい検査が出来る環境にあり準備が始められた。
焦点が合わない。
どうやっても焦点を合わすことがなぜか出来なかった。
熱が上がりすぎてボーッとしていたのだと思う。
あまりの高熱に感覚も麻痺していて、普通の痛みは何も感じられなくなっていた。トイレにも行けなくなっていた。
この頃には点滴を入れられないほど、血管が細くなり男性の看護師が苦戦してしまい震えていた。
そのため、医者がきてやっとの思いで1つ入れることができた。

髄液検査を直ぐにやる必要があるとのことで医師2名が来た。

この検査は痛いので麻酔をするとの説明を受けた。

髄液検査をして、無色透明で数値が50くらいなら正常らしい。

もし濁っていて数値が上がっていたら髄膜炎だと言われた。

そう言われたときにホッとした。
もしかしたらこれで原因が分かりちゃんと治療できるんだ!=治るんだ!

もう髄膜炎なら仕方ないから痛くても何でもいいから早く分かってほしい!!

麻酔をされて腰のあたりに注射を入れられてる感覚はあった。
あとで知ったが麻酔をされても痛い人は痛い。
ただ、高熱のために麻痺をしていたのでその時は大丈夫だった。

多分30分くらいしてからだと思うけど検査結果が出た。

尿検査もしたのだけど、
尿と区別が付かないくらいの濁り方。
そして数値は2250。
正常数値からは掛け離れた結果だった。

重い「髄膜炎」です。

そう言われた。

苦しいので、何を言われてもショックよりもやっぱりな。と思うくらいだった。

「髄膜炎」にはこれという薬はないが、点滴や痛み止めで軽減していく。

入院は1ヶ月くらいだと言われた。

その夜は原因が分かったので安心はしたが苦しみ続け、一晩中救命救急センターの方にお世話になりながら朝を迎えた。

朝からMRIを撮ってから「神経内科」の病棟へ行くことになった。
神経内科とは聞き慣れないが、大まかには内科だが、例えばクモ膜下や脳に関わる病気は神経内科だと説明を受けた。

すぐに病室には行けず、ナースステーションの隣にある危険な状態である患者さんが休んでいるところに運ばれた。

隣の方は装置を付けられている状態だった。

ところで私ってそんなに危険なのかな?と疑問にも思ったが、ここでほんの少しだけ眠ることができた。

でもすぐに起こされた。
せっかく眠りにつけたのに、検査とか体温とかで落ち着かない。

主治医の先生が来てから、体が正常に動くか力が入るかをテストした。

まず力が入らない、目を左右に動かせない、とくに左側に力が入らなかった。

 

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